「ストレス編」


皆さんお待たせいたしました!
第2弾はストレスについて語っちゃうネ!男だって女だって、
誰もがストレスを抱えながら生活しているように、私たちニューハーフにだって、
もちろんストレスはあるもんなんです。

最近ちまたではよく「現代人のストレス発散法」について考えるテレビや雑誌を見かけますが、
実際ストレスが溜まらない国や街、学校、職場なんで絶対にないと思いませんか?
多かれ少なかれ人は人と関わらなければ生活をしていく事が出来ない生物私は思います。

私たち、夜に羽ばたく蝶ニューハーフやオカマと一般的に呼ばれてる人間でも、
昼間はホモ(男の格好のまま)、夜は女装をして生活している人、
まるっきり女性にしか見えない人、
キン○マを抜いてる人、
性転換の人、
そして私みたいに上半身は母似、下半身は父似。
まるでスフィンクス?と言った具合に色々なタイプの人間がいるのです。
もちろんその分、喜びや快楽の求め方も違うのですから、その人でなければ、
ストレス一つとってみても理解するのは難しいことですよね。

当たり前の事を言ってる様ですけど、私が思うに大切な事は、
その人でないとその人の本当の悩み(心の奥底)や痛みなどは、
他人には絶対にわからないと言うことを肯定するのではなく、
まずは、その人と接していこうという努力が必要だと思うんです。
だってみんな育ってきた環境も教育も付き合ってきた人たちすべてが違うんですから。

一緒に仕事をしていく上でも、友人や先輩、後輩といった仲間として関わっていくためには、
その人たちの悩みをわかってあげられる様に歩み寄っていかなければ無い時だってあると思います。

キン○マの有る人と抜いたニューハーフでは自然と性欲が異なって来ますし、
発散する作業、放出する事ができないわけですから、SEXに対して欲がなくなった分、
体もホルモンのバランスを上手くコントロールが出来なくなってりして、
疲れやすい体質に変化してしまう人もいるようです(もちろん元気いっぱいの人もいますけど!)

性転換をしているお姉さまはもともとあるイチモツをバッサリと無くし、
新たなるモノ(?)を作るくらいですから、変な話、
そこいらにいる男の人なんかよりも決断力もあると言うか、
潔くてさばけてる人が多い様な気がします。
そこまでやる位だから根性が座っていて気が強い所も目立ちますが、
彼女たちは彼女たちで女の体になったものの、男という性別のジレンマとかで、
数々のストレスがあるようです。

さて、かくいう私も色々なストレスと闘って生きてる訳ですが、
疲れきってクタクタになる時もあり、ストレスが解決して喜ぶ時もあり、
かと思えばズ〜っと引きずるときもあり。
その一つを上げるとしたら、上半身は女の体になったものの
下半身はまるきり昔のままってことがあります。
私、脱いだらすごいんです!

そんな私だからいっその事キン○マを抜いて性転換でもしようかしら!とか、
逆に胸のシリコンを取ってしまい、髪も切りホモとして生活しようかしら!
と悩んだりした時期もありますけど、今このスタイルでもう6年近くも生活していると、
これはこれで別に悪くないかな?と自分に言い聞かせています。
きっとそれは私が私らしく生きていく上で一番ベストな状態のスタイルと思い、今に至ってます。

なんだかんだと言ってもニューハーフになった事も自分が決めた道だから、
自分の生き方だからこそそこに生じる問題も結局のところ、自分で解決するしかないのです。
これがまたもや身から出た錆!
自分に関わってくる問題やストレスは、乗り越える事が出来るだろうと神様が意地悪をして
与えてくれた課題!それを解決出来たとき、きっと次の課題を神様は私たちに与えてくれるでしょう。
だから絶対に負けずにいろんなストレスに立ち向かっていくことが必要なんです。
でも周りに人たちに支えられている事も忘れてはいけない事よね!

実際、悩みの無い生活なんてつまらないでしょうし、
悩みだらけで体を壊しても困るから、程々の悩みとストレスのバランスを保って、
上手く生活をしていきましょうよ!

皆さんも悩みがあったら、オハガキなんかいただけると嬉しいナ。
ナース呑奈准が、相談に乗って心と体のケアしちゃいますよ?


*このエッセイは1998年よりヤンナイに掲載されたものです


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